父親の田舎に行った。
今回行ったのは、山と畑を見に行った。
見に行ったと言っても昔からある家の山と畑。
それも山と畑は別の場所。
私は高校生くらいの時に1度畑には行ったことがあるが、山には行ったことがない。
なので山と言ってもどんなものかがまったくと言っていいほどわからない。
単なる丘なのか、それとも立派な山なのか・・・
想像では立派な山と言う程でもないと思うが・・・
まずは畑に行くことに。
父親の後をついてゆく。
子供の時に行ったのがなんとなくわかっていたが、かなりの年月がたっている。
歩き始めは良かったがそのうち道という道がなくなっていく。
しまいには身長くらいの草をかき分けて前に進んでゆく。
何だか不安になってくる。
歩き始めて15分くらい、畑に行くのにこんなに歩いた覚えはない。
これは困った。
これはまずいな?と思い違う道を探したが道という道がない。
それとも都会人になって道がわからないのか?
スニーカーにジーンズという軽装。
こんなだったらワークブーツにアーミーパンツ、そして登山ナイフでも持ってればもっと奥に行けたのかもしれないが来たのは新幹線。ナイフなんて持っていれば銃刀法違反で捕まっちゃうか?
結局見つからずに帰ってきた。
今度は山。
草ボーボーの中歩いたんだから山なんてもっとヤバイんじゃない?
父は山の入口を探す。
山は私は行ったことがなく以前から「見ておけ!」と言われていた。
新幹線に乗ってそこから車で40分。なかなか行けるわけもなく・・・
山に入る道が何か所かある。その道を上ってみたが・・・「違う!」
よくよく考えると人の家の山に勝手に入っていいものか?と思うが・・・山から清水というのか沢があって道はグチョグチョ状態の場所もあり足場も良くない。
山に入る度に「違う!」って、山から出る度にスニーカーはグチャグチャ。ジーンズは泥だらけ。帰りも新幹線だよ!
そして山も結局入口さえ見つからずに。
ちゃんとした資料をもっていかなかったのもいけないのだが、父は当然わかっていたと思っていた。
結局畑も山も確認することができなかった。
また来年見に行くか?
夏は海がそばにあっていい場所なんだが、夏はもっと草がボーボーになっているし・・・
当の父はショックを隠せずに・・・「すまん!」って。
しょうがないね!また来いってことだね。
何年のご無沙汰している畑と山。
そう簡単には見つからないぞ!って言っているのか?
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