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10.15.2009

尊重とは・・・

先日所属チームのゲームで・・・
途中交代で入った私ともう1人。
ゲームは勝っているのに劣勢。
落ち着く必要があるのに、ミスをしたチームメイトに罵声を浴びせる。
これでチームがよくなるわけでなく・・・
失点。
そのまま引き分け。
残念だがこれはチームの責任だろう。
スタッフを含めサッカーにならなくなった。
ゲーム後はみんなに聞こえるようにまた罵声を浴びせる。
もしミスをした責任があるとしたらそれをフォロー出来なかったチームの責任だろう。
罵声を浴びせて解決する手段は何もない。
モチベーションも下がる。
ある意味この場にこのチームでいることの恥ずかしささえ感じた。
それを何も言えないスタッフも考えものです。
私はこのリーグに参加して何年かたつがこのような罵声を浴びせるチームは見たことがない。
ホントに恥ずかしい瞬間でした。
以前からレギュラーとサブでは力の差が違いすぎるなんてことを言っていたスタッフ。
ならばそういうトレーニングをしていたのか。
共通の考えはあってもサッカーでのシンクロすることは出来ない。
ましてやコミュニケーションなんてのも全くないと言っていいくらい。
「走っると思ったから蹴った」パスにコミュニケーションはない。
出たとこ勝負のサッカー。
ゲームでの責任追及なんて酷すぎる。
現在しているコーチ業。
以前はフリーズといって、一旦プレーを止めてから「案」を与えたり「考え」を聞いたりしていたが今はシンクロといってプレー中に注意したりほめたりするとこが多い。
なぜかというと受け止めることができないものが多いこと。
育成年代なんかはフリーズかけると「俺?」とか「また?」といって次から自分のところで指摘を受けないようにプレーしてしまう。
それが消極的や萎縮を生んでしまう。
受け止め方にもよるがイヤになってしまうこともある。
それが罵声だったらなおさらだ。
チームメイトを持ちあげたりするのはともかく、これでもかというくらい言葉で打ちのめす。
そこに尊重はない。
サッカーはミスがあるスポーツ。
そのミスに罵声を浴びせるのか、落ち着けというのか、チームの状態と雰囲気が象徴されている。
これは選手の責任というよりはスタッフの責任だろう。
ミスそのものよりそこに通じる根本的な問題があるんじゃないか?
勝つつもりで入ったゲームがそれ以前にミスしないようにこなすというプレーになる。
そこにチャレンジするという心はなくなってくる。
チョット問題が大きくなりそうだ・・・
そんなチームに魅力を感じないもんね!
頑張ろう!
人のせいにする前に考えないと!

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