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11.22.2009

ハンドだったが・・・

W杯南アフリカ大会欧州予選プレーオフの判定をめぐり、アイルランドがフランスとの再試合を要請している問題でFIFAは「ルールは審判の決定が最終的なものと明記している」として、再試合の実施は不可能との声明を発表。
アイルランドはW杯出場権を懸けたフランス戦で、延長戦の失点で敗退したが、左手でハンドの反則をしたフランス・アンリのパスから「決勝点」が生まれた。
審判が見落として得点が認められる一方、アンリ本人も試合後、「あれはハンドだったが、自分は審判ではない」と語った。
怒りが収まらないアイルランドのキーン主将は「プラティニ欧州連盟会長とブラッターFIFA会長がフランスの勝利を手をたたいて喜んでいるはずだ」と「陰謀説」までぶち上げた。
この疑惑のゴールをめぐっては、アイルランドのカウエン首相もFIFAに再試合を促し、フランスのサルコジ大統領にも問題提起を呼び掛けた。ただし、フランス政府関係者は「アイルランド政府はサッカー界に干渉すべきではない」と政治問題化することをけん制。
アイルランドのイタリア人指揮官、トラパットーニ監督は、再試合の実現にはもともと悲観的な考えだったが、「このようなことは将来再び起こる。止めなければならない」とビデオ判定導入など誤審防止検討の必要性を訴えている。
実際に誰が見てもハンドの反則。
たぶんFIFAも認めるだろう。
でも判定は・・・
それもサッカーなはずだが、問題は4年に1度のW杯。
それもゲームの延長の失点。
抗議は認められずに・・・
アンリも自分が審判ではないと言っている。
それも当然。
どのカテゴリーでも「審判の笛が鳴るまで」という指導もしているはず。
FIFAは今度の課題にはなるのではないか?

 

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