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2.17.2009

学会Ⅱ

2日目も朝から学会の研究発表。
心理学とバイオメカニクスの2つのセッションがあった。
心理学のセッションの方に・・・
ただどうしても興味があった演目があったので1コマだけバイオメカニクスの方へ・・・
心理学は今回メンタルトレーニングやコーチング等による実践や分析。
バイオメカニクスはキックに関する基礎研究を聞いた。
キックに関してはいろいろな角度からの研究があって今回はその1つ。
前日から続いたセッションはここまで。
もっと聞きたかったがカリキュラムの関係上聞けないものもあってそれは資料でしか見れなかったのは残念。
今回の研究発表をどう現場で活かせるか!よく考えていかないと意味がない。
興味のある話ばかりだった。
そして特別講演Ⅱと題して、川島先生による「スポーツと人種」
人種的運動能力の先天説にはどれほど正当な根拠があるか。なかなか興味深い話を聞けた。
人種はいくつあるのか。帝国主義時代のジョセフ・コビノーによる「不平等論」はかなりの偏見があったんだな?ホントに興味深かった。
昼食をはさんで午後からはポスターによる研究発表。
昼の休み利用して今回会場になったM大学を散策。
緑に囲まれて都内とは思えない感じ。
グラウンドも人工芝のサッカーと野球。両方あった。
環境もいい!
ポスター発表ではホールにいろんな研究発表が張られそれとともに担当者がついて質問に答えてくる。
サッカー・ラグビー・アメリカンフットボールに関するあらゆる研究がなされている。
例えば「鼻骨を骨折したフットサル選手へのフェイスガード提供症例」
「キックの方向の予測手がかりに関する研究」
「4対4ミニゲームのコーチングによる影響について」
「ジュニアユースからユースへ昇格する際の選手における体力的特徴」
「2次元DTL法を用いたチーム評価」
など紹介したのはほんの1部にすぎない。
実際J1のチームの協力のもと研究が進められて実際チームフィードにバックしているものもある。
ゲーム分析は勝つためにチーム自体や相手チームをデータ化するのは今や不可欠だろう。
それをどうフィードバックしてゆくかが大事なんだろう。
その後はシンポジウム。
3名の講師が来会してくれた。
サッカーからは(財)日本サッカー協会ユースダイレクター「布啓一郎氏」
ラグビーからは元Wユース日本代表監督「萩本光武氏」
アメリカンフットボールからは日本アメリカンフットボール協会国際部副部長「金氏眞氏」
演題は「次世代の育成ビジョン及び世界へのロードマップ」
各分野の奥深い話が聞けた。
ラグビー・アメフトは育成年代の人員確保が第一らしい。
そのためいろんな工夫がなされている。
人材確保のため努力しているんだね!
サッカーは「やっぱり代表が強くならないと!」って言っていた。
そして「指導者の資質向上」
「しっかりした指針のもと育成してゆく」を強調していた感じだ。
「人材発掘」
「スポーツ好きな子供を育てる」など鋭い討議が行われた。
2時間のシンポジウムはあっと言う間だった感じだ。
そして閉会。
充実した2日間。
これからどうフィードバックしていくか私の課題だろう。
何か質問があればお会いした時に・・・




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