Slide Show

5.16.2008

サッカーの下部組織が野球?

サッカーJリーグのとあるチームに中学硬式野球チームを下部組織にしているところがある。
それは初めてのことのよう。
実際「プロ野球選手、メジャーリーガー輩出」を目標に作られた。
そのJ下部組織の野球チーム。当初入団金なし、月謝無料で選手募集した。すると地域野球連盟から会費なしで野球を教えるのは特待生と同じという理由でNG。
運営するJクラブは困惑。強化費が出て無料のグラウンドもあり、プロのトレーナーが体力強化メニューを作り専用の医療リハビリ施設も利用できる。
クラブは「地域貢献」「青少年の育成」を掲げるJリーグの理念に沿うものとしたが、野球協会は「アマはボランティアが基本。Jリーグが集めたお金でやると言われ「ハイ、そうですか」とは言えない。と言っている。
結局クラブは月3千円の会費を取っている。
いまいち見えないのが野球界。
サッカーはプロを頂点として各世代の組織を協会が「縦」に束ねている。
野球界は団体がいくつもあり「横」の壁まである。
だいぶ改善されたみたいだけど。
指導者も協会のライセンス取得者がというより地域のお父さんが見ている。
それはそれで凄く偉いし、いいことだと思うが・・・
単なる大人のエゴとしか思えない指導をしている人も時にはいる。
子供をアップで走らせておいて自分は煙草プハ~なんてあったり。
「何やってるんだ~」「どうして取れないんだ~」子供は単なる怒られに来ている感じ。フォローはしているんだろうけど。
見ていて「何やってるんだ!」に子供は一生懸命野球をやっている。
「どうして取れないんだ!」には教え方に問題があるんじゃない?と思う。
私も小3~野球をしていたが、今考えればかなり封建的だったような。
余談になるが映画「がんばれ!ベアーズ」30年くらい前のもの。
女の子のピッチャー試合後コーチがいつもビールを入れているバケツ(たしか氷も入っていたような?)にコーチがビールをすべて出し肘を入れるように言う。
当時こんなこと考えられなかった。終わった後も「冷やすな!」なんて時代だったからね。

野球にも頑張ってほしい。
今はしがらみや壁にこだわっているとどこかで利害関係を問われる時代。
少年育成によりよい方法を期待する。

0 件のコメント: