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9.22.2008

落雷!

先日の新聞記事。
部活試合中に落雷で失明。
サッカー部の試合中に落雷で視力を失い手足が不自由になった。
当時高1の男子の親。
サッカー大会を開いた地域体育協会に損害賠償を求めた裁判に高校と体育協会に損害賠償の支払いを命じた。
裁判長の判断は・・・
「クラブ活動では生徒は担当教諭の指導監督に従って行動する」と指摘したうえで「生徒の安全を守るべき引率教諭は一般的に知られている避雷の知識を当然持つべきだ」と述べ部活動での安全配慮義務を厳しくとらえ、協会にも同様の責任があるとした。
この事故は96年のこと。
06年に体育協会で出している冊子には安全面については書いていない。
しいて挙げるとすれば環境にあった指導というのが当てはまるのでは・・・
最後の最後に、スポーツが安全に、正しく、楽しく行われるために~スポーツ指導者を養成してます。って書いてある。
望ましい公認スポーツ指導者の欄にも10項目の1番目はコミニュケーションを身に着け~で安全面のことは入っていない。
私は大学時代の教科教育の授業で安全面のことをこれでもかというくらいに教わった。予期できる事故なのか突発的な事故なのか…大問題。

全国高体連理事で日本サッカー協会顧問は「試合前に落雷情報を入手し、気象の変化に注意するなど、事故を機に競技団体の意識は変化したが、どこまで浸透しているかはわからない」って。言うだけ言ってどの程度浸透しているかわからないって・・・しっかりしてくれ!
各スポーツ特性の事故ならともかく自然の災害の事故。
協会もしっかり踏まえておかないと・・・冊子にも書いていないから浸透しないのでは?
将来有望な少年を・・・大会運営のエゴでそうなったのかもしれない。
今後野外スポーツの運営課題になるだろう。
まずは安全!
現場というところは安全が第一なんです。
少年には気の毒としか・・・希望をもってくれ!

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